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英語のリスニング上達法!40代からOK

 英語のリスニング上達法!40代からOK

 そもそも日本人がどうして英語を聞き取れないのかについてまず話していきます。

 相手の話を理解するには、「音の理解」と「意味の理解」の2つの要素が必要になります。

 日本人であれば、相手の日本語は雑音がなければ聞き取ることができるし、
 あとは何を言っているのかその話の意味を理解することに時間を割くことができます。

 しかし英語を聞き取るときには、まず聞き取ること自体に頭を多く使ってしまいます。

 
 相手の話を聞き取るのに必要な脳の要素を音声知覚と言います。
 
 その音声知覚を使うことに時間を多く取られてしまうせいで、
 話の内容を理解するまでに脳が回っていないという状態になってしまっています。

 なので、その音声知覚に割く時間を小さくしていくことが、リスニング上達につながっていきます。

 まずリスニング力向上のファーストステップとして大事なことが2つあるのでお伝えしていきますね。
 

ファーストステップに必要なこと2つ

 ①音の認識力を高める

 まずカタカナ英語から脱却することが大事です。LiaisonとReductionというものがあるので説明してきます。
 

 ・Liaison(リエゾン、連音): 発音の際に単語間の音が繋がること
 ・Reduction(リダクション): 発音の際に一部の文字の音が抜け落ちること
 

 例 How’s it going?
 発音は「ハウズ イット ゴイング?」ではなく、「ハゥズィッゴイン?」に近い
 How‘s の “s” と、itの “i” の音がつながっている
 it の”t” と、Going の 単語の終わりの部分の “g” の発音が抜ける
 

 例 How about you?
 発音は「ハウ アバウト ユゥ?」ではなく「ハウヮバゥッユゥ?」に近い
 How の “w” と、about の “a” の音がつながっている
 About の “t” の発音が抜ける
 

 例 Button
 発音は「ボタン」ではなく「ボッウン」に近い
 “t” の発音が抜ける
 

 ネイティブの発音ですとこのように音がつながっていたり音が落ちていたりします。

 アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、いろんな国の英語がありますがどの国の言語も色々な訛りがあります。

 その訛りはいろんな要素があるので、それを知らないと音が聞き取れない、理解もできない…
 ということになってしまいます。
 

 ②意味を理解できるようにする

 意味を理解するにあたって、やはり文法の知識が必要です。

 これは過去の事を言っているのか、
 未来の事を言っているのか、
 命令しているのか、
 お願いされているのか…

 そういうことは文法の知識がなければわかりません。

 なので文法の知識を勉強する必要があります。
 

 そして単語も大事です。

 日常生活で使う単語はたかが知れていますが、やはり聞き慣れない単語が出てくると分からなくなります。

 これは実際に会話をしたり、映画を見たり、ドラマを見たり、本を読んだりして、
 出会った単語を覚えていくようにしましょう。

 忘れてもまた覚えるというのを繰り返さないといけません。

 

 ファーストステップをまとめると、

 ・発音の矯正
 ・基礎文法/単語の習得

 この2つが大事になってきます。

 
 僕はこのファーストステップのために4つのテキストを使いましたのでご紹介します。
 

ファーストステップに使ったテキスト4つ+α

 1.「オドロキ モモノキ 英語発音」

 発音のテキストです。
 このテキストは日本人のカタカナ英語とネイティブ英語の違いを教えてくれます。
 単語ごとのパーツだったりとか、子音とか母音とか。
 またLiaison, Reduction についても言及してくれています。

 

 2.「みるみる英語力がアップする 音読パッケージトレーニング」

 このテキストにはシャドーイングやリピーティングに関する教材が入っていて、
 自分のリスニングや発音を強化してくれる本になっています。
 

 3.「公式TOEIC Listening & Reading 問題集2」

 TOEICの公式問題集のパート2は、短い文章で聞き取る必要があるので、会話で結構有用でした。
 

 4.「DUO 3.0」

 これは本来単語を覚えるテキストなのですが、文章が厳選されているので、たくさんシャドーイングしました。
 

 5.その他

 僕はテキスト以外にも、TEDやFRIENDSなどの海外の動画をたくさん見たりして、複合的に色々実践しました。

 なので皆さんも、いいなと思ったドラマや映画などを選んで取り組んでいくといいと思います。

 ただしドラマや映画を選ぶ時は、必ず日本語字幕があるものを選んでください。

 理想は日本語字幕、英語字幕の両方があるDVDやブルーレイなどです。

 次に、テキストを使った具体的な練習法についてお話します。
 

具体的な練習法について

 ①発音の練習

 発音のテキストを元に、自分がカタカナ英語で発音していたものを正しく発音できるようにしていきます。

 実際上達しているか分からないと思うので、録音もしてみましょう。
 最初は自分の発音の悪さに結構びっくりすると思います。

 僕の場合は、iPhoneのsiriを英語バージョンにして、英語で指示を出してみてちゃんと動いてくれるかというのも実践しました。
 

 ②リスニング教材の進め方

 まず英語だけをひたすら聴いてみます。

 わからなくても何度でも聴きます。

 あまり長い文章だとあれなので、10~20分くらいの文章がいいと思います。

 何度でも聴き直して、もう限界!ってなったら訳を見ます。

 その日本語訳も熟読してください。
 どういう内容なのかなど、そのあたりをちゃんと理解してください。

 そして英文を見て、照らし合わせて、ここはこういう意味なんだなという感じで理解をしていきます。
 

 この時点では内容を日本語で理解したままなので、
 次にその内容の情景、イメージを思い浮かべながらもう一度英語を聴きます。

 そして次にシャドーイングをしていきます。

 そのあとは音読を何度も何度も繰り返し行います。

 このようなことをやっていくと、リスニングも発音も鍛えられますし、単語も覚えることができます。

 僕の場合は意味を完全に理解した文章をiPhoneに入れて、移動中など聴きながらシャドーイングしています。
 

 たまにシャドーイングを完璧にこなそうとして、こなせなくてストレスを抱えてしまう方もいます。

 ですが聴き取れない部分は無視して、聴き取れる部分だけシャドーイングしていれば大丈夫です。

 通り過ぎた部分は追っかけないようにしましょう。

 慣れてくればどんどんキャッチできるので、繰り返し実践してみてください。
 

 あとモノマネするのも大事です。

 モノマネしていくと、イギリスの発音だったり、オーストラリアの発音だったり、
 そういったものに慣れてきます。なのでその音声のモノマネをするのもおすすめです。
 

さいごに

 このような練習を繰り返していくとある時変化が訪れます。例えばテレビとかで流れてくる外国人のインタビューで、何を話しているかなんとなく分かるな?という瞬間があります。自分の前にあった霧が晴れていくような感覚がします。この聴き取れる!という感覚をつかんだらシャドーイングの有効性がわかるので、そのモチベーションで練習がくり返しできるようになります。

 僕はその感覚を掴んだ時、あまりに感動して友達にLINEしました。
 その友達はTOEICで850点とっていて、リスニングの力もすごくある人だったので連絡してみたら、
 「そういう瞬間てあるよね!自分も思い出したよ。」
 というような返事をもらいました。非常に思い出深い出来事でした。

 ですが、一気に全部分かるようになるわけではなく、だんだん段階的に分かっていくことになります。僕は未だにイギリス英語が少し苦手ですし、夜疲れている時とかには聴き取れなかったりしますが、朝起きたら聴き取れるということもあります。このように聴き取れるレベルは段階的に上がっていくので、焦らず地道にやっていく必要があります。

 なので諦めずコツコツ継続してやっていけたら、必ずあなたにも感覚を掴める日がやってきます。ぜひ皆さんも頑張ってリスニングの練習をしてみてください。