【知ってた?】科学的に証明された英語学習法

【知ってた?】科学的に証明された英語学習法
今回は、メンタリストDaiGoさんの本、
「科学的に正しい英語勉強法」
について読了したのでこれについてシェアしたいと思います。
僕が読んでみてすごくびっくりしたことがあって、僕が一年間勉強してきた中ですごく共通点があったんですよね。
なのでいくつか内容をピックアップして、僕自身の経験と照らし合わせてご紹介していきたいなと思います。
ちなみに僕はこういう本を出していたりブログでなにか発信していたりする人の話している英語力をチェックしているのですが、
DAIGOさんは結構流暢に話しています。
YouTubeとかで検索してみるとわかりますよ。
目次
1. 日本人が英語を話せない7つの理由└①自信がない└②切羽詰まった理由がない└③積極性がない└④コンプレックスが強い└⑤正しく話そうとしすぎる└⑥アウトプットの機会が少ない、ジェスチャーが乏しい
2. 日本人の英語学習の勘違い└①若いうちに勉強したほうがいい└②外国語を学ぶことによって脳が変わる└③ダイエットとの共通点└④英単語を100回書くのは無意味└⑤楽しい勉強は効果が薄い└⑥文法にはなるべく時間をかけないのが正解└⑦語学は短期集中学習が効果的└⑧週に一日まとまった時間勉強をしよう
3. 学習法について└①つらい学習が楽しいに変わる瞬間がある└②早期がメインの学習└③ネイティブの友達を作る└④英語は寝るほど身につく└⑤問題集をバラバラにシャッフルする└⑥忘れる時間を作る└⑦英文の和訳は自分の言葉にする└⑧インタラクション(相互作用)の重要性└⑨目的やゴールを俯瞰してみる「メタ認知的」戦略
4. BIG FIVE 分析について
5. さいごに
1. 日本人が英語を話せない7つの理由
日本人が英語を話せないのは、英語力以前の理由があると記載されています。
①自信がない
正直僕も英語を勉強し始めようと思った時に、
「この年齢じゃ無理だよな…
昔勉強はそんなにできなかったし好きでもなかったから身につかないんじゃないか…?」
とか思うこともあって、話せるようになるというのも全然想像がつかなかったし、
とにかく自信が本当になかったんですよね。
でも身につけた時は逆にいろんなことにトライできる気持ちになれましたね。
英語がむしろ自信をくれたという感じです。
②切羽詰まった理由がない
僕は44歳か45歳になる年に転職したかったんですよね。
でも転職するって考えたときに、自分のスキルで目立ったものがないし、キャリアはあるけど武器がないなと思ったんです。
なので正直英語を身につけられなかったら僕はもう働く先はないなと思い、
自分を追い込ませることで切羽詰らせて勉強していた感覚があります。
③積極性がない
海外では見知らぬ人と話すというのは結構習慣的というか当たり前のことらしいんですが、日本にはこの習慣がないですよね。
見ず知らずの人に話しかけられると違和感を抱いたり警戒しちゃう人もいたりするじゃないですか。
こういう部分は文化の違いを感じましたね。
④コンプレックスが強い
英語に対するコンプレックスは学校教育が生んだんじゃないかなというふうに思います。
間違えることが恥だったり怖く感じたり、
自分ができないことをさらけ出すことができない…
というのがコンプレックスに繋がってますよね。
⑤正しく話そうとしすぎる
日本人て完璧主義なところもあるし、正しく話さなきゃいけないという思い込みが強い人種だと思います。
本書には、
「間違いだらけの英語でも構わずにどんどん使ってみる人は、失敗を積み重ねるからこそ短期間で英語を習得できる」
と書いてあります。
僕も間違いを恐れずにバンバン話したんですが、結局それが一番効果的で、最短で習得できたんじゃないかなと思っています。
⑥アウトプットの機会が少ない、ジェスチャーが乏しい
これに関してはみなさんも共通認識があると思います。
外国人、特に英語を話す人はジェスチャーが多いなと思ったのですが、僕が英語を勉強していく中で、日本語のような言い回しがなかったりするなと感じることがありました。
これは個人的な見解ですが、例えば飲みに誘われた時に、
「今日はちょっと…」
と断るとします。この「ちょっと」という微妙な表現は英語にはないんですよね。
このような微妙な表現を言語で表すことができないからこそ、それを補うためにジェスチャーがオーバーだったりするんじゃないかなと思います。
一方日本人は細かいところまで言語で伝えられるのでジェスチャーが乏しいんじゃないかなと思います。
2. 日本人の英語学習の勘違い
本の第三章で書かれている項目です。
①若いうちに勉強したほうがいい
これは年齢関係ないと思います。僕自身が実際45歳のおっさんになる瞬間に勉強したので。
②外国語を学ぶことによって脳が変わる
本には、
「母国語以外の学習が脳内ネットを強化し、発想力と柔軟性がアップする」
ということが、ペンシルベニア州大学研究によって分かっていると書かれています。
これ僕はすごい実体験としてあるんですが、
英語を勉強するとき、英語を効率よく勉強する方法というのがわかると、
ほかの新しいことに関する学び方が上手になります。
最初は、TOEICで点数をとって転職をするという目的だったのですが、
それがだんだん起業に興味を持ち出して、
経営に関することの勉強をした時に理解が素早くでき、
結局そのまま独立したんですね。
脳みそが勉強しやすい形になったというか、そういうふうに感じるんですよね。
最近すごく感じるのは、本を速読できるようになったことです。
なので今たくさん本を買っていて、月に5冊6冊くらい読んでいます。
読んだ本については自分でメモして定着させたり、SNSで発信したりしたりとかしてoutputしてます。
本当に自分でも変わったと思います。
③ダイエットとの共通点
どんなダイエット法を選ぶにしても、選んだ方法でダイエットを続けられる人は成功できる一方で、続かない人は失敗する。
英語もまさにそうで、英語の成功失敗って結局、続けたか続けられなかったかですよね。
続ける上で効率のいい勉強法はあるのですが、そういう効率よく勉強して身につくような勉強を継続して行うことが大事ですよね。
学習するうえで大事なことは、
質の高い学習×時間×継続
というふうに僕も感じています。
④英単語を100回書くのは無意味
僕の過去の動画でも、「書いて覚えるな」というような動画をアップしていますが、まさにその通りで僕は単語を覚えるにあたって、覚えられない単語は忘却曲線に沿って通知してくれるアプリに登録して覚えてました。
むしろ英単語は忘れちゃっていいとまで言っているんですが、この本も同じことを言っています。
「あの単語なんだったっけ…!」
という感じで限界まで考えてようやく捻り出せたり、調べて答えを見たりした場合は、感情に結びつける覚え方なので記憶に定着しやすいです。
⑤楽しい勉強は効果が薄い
本には、英語の勉強が辛くなくて、むしろ楽しいぐらいの勉強は効果が薄いと書いてあります。
僕は英語の学習は楽しかったかという質問をいただいたことがあるので過去の動画で答えたのですが、正直辛い時の方が多かったですね。
特にTOEICって結構難しい英語なので、
TOEICの学習はすごく辛かったという記憶があります。
しかしスタートする時点で辛いのは、
やっぱり楽しくないのでいきなり挫折しちゃうと思うんですね。
なので最初はとっかかりやすいものからやっていって、
慣れてきたらどんどん負荷をかけていく方が効果が高いかなと思います。
ただし、辛いばっかりなのも良くないよというパートもありましたので、そちらについても後ほど言及していきますね。
⑥文法にはなるべく時間をかけないのが正解
僕の、短期集中のプログラムの留学本講座で生徒さんにお話しているんですけど、
文法をやるときにはその細かいことを気にしないで一冊を終えなさいと。
二週目からが本番ですよと。
そういうふうに言っています。
その本にはどう言うことが書かれてあるかとか、英語自体に慣れるという意味もあるし、その1周2周やって全部頭の中に入ることなんてなかなかないんですよね。
だけど、こういう概念があるんだ、と一度分かって、今度作文をする時とか、英語を話すときとかに自分が言いたいことがどの文法が分かれば言えるのか、というのをまた復習すればいいんです。
あとは辞書のように使うとかですね。話すときに出てこなかったものを調べなおすという感じです。
その繰り返しによって英語というのは伸びていくので、サクッとやるようにいつも言っています。
⑦語学は短期集中学習が効果的
僕は一年間ゼロから英語を勉強し直して、英語を話せますと言えるレベルまでなって、TOEICも800点目指して手前の790点いったところでやめてしまいましたが、10ヶ月でそこまで到達することができました。
そのことに対してよく言われるのが、
「よく10ヶ月でその点数とったね」
「よく半年で英語話せるようになったね」
ということなんですが、裏を返すと、短期間だったからこそ良かったんじゃないかなと思うんですよね。
本では3つの方法を比べられています。
ⅰ 普通のペースで行われる語学授業
ⅱ 30日の短期で詰め込む集中型授業
ⅲ 海外留学
この三つの中で最も効果があったのは、ⅱの短期集中の授業だったそうです。
⑧週に一日まとまった時間勉強をしよう
これについても思い当たる節があるんですよね。
国際交流会のランゲージエクスチェンジというイベントなんですけど、日本語で話したり英語で話したりという言語交流イベントを自分で開いたり、ほかの人が開いた交流会に参加したりしてます。一日で多い時には4~5時間ずっと英語を話している日とかあります。
あとはTOEICの勉強のために図書館に行ってまとめて勉強したりとかよくしました。
3. 学習法について
①つらい学習が楽しいに変わる瞬間がある
さきほど辛い勉強は効果があるというふうに言いましたが、
それが楽しいに変わる瞬間があるというふうに書かれています。
それは成果を感じることです。
筋トレとかはきついのをやると目に見えて体つきが変わりますよね。
その一方で英語ってきつい勉強をしてもなかなかはっきりと成果を感じることって難しいんです。
しかし例えばTOEICの点数が上がっていくとか、
英会話が前より話せるようになったりとか、
会話が上達したことを他人から褒めてもらえるとか、
そのような経験を得ることで成長を実感して楽しくなるという瞬間がやってきます。
これはなんでもそうなんですが、楽なことをしてても達成感は得られないですよね。
できないことをできるようになると、成長を実感できるということですね。
この成果を感じる、成長を実感するのが効果的な学習法と言えるでしょう。
反面、結果のでない勉強というのはただただ辛いだけです。
この勉強効率についてどう解決していくかについても書かれているのでいくつか紹介します。
②想起がメインの学習
想起とは思い出すことです。
これには問題集を解いたり小テストをやることが効果的とのことですが、
僕の場合はTOEICの問題集をやってました。
問題を出題してくれるメルマガとかあったのでそういうのも活用しましたね。
③ネイティブの友達を作る
僕もかれこれ二年間未だにLINEとかHelloTalkとかFacebookとかで繋がっている人がいます。
また週に2回ほど1時間ほどネイティブの友達とお話をしたりしています。
海外の友達の作り方も動画にしていますので、そちらも見てもらえればと思います。
④英語は寝るほど身につく
これもすごいわかります。
アメトーークの、勉強大好き芸人というものを見たときに、
暗記するものを寝る前にやると脳が整理されて、暗記しやすくなるという
情報を見かけたんですね。
それを参考にして単語帳一冊読んだら寝るようにしてました。
例えば土日とかでも、読んだら、20分無理やり寝るということを実践してました。
暗記はそれだけ脳が疲れるってこともあるんですが、これを実践したところすごく効果を実感できましたね。
本書は睡眠学習についても触れられています。
これは僕はやったことないんですが、オンライン英会話のレッスンを録音しておいて、それを寝てる間に小さく流しておくと、無意識のうちに早期学習ができるらしいです。正直びっくりしましたね。今度試してみようかな…。
⑤問題集をバラバラにシャッフルする
これもすごくわかります。
僕は未だに瞬間英作文という本をパッと開いてパッと訳すということをやっています。
これはすごく効果的で、例えば文法のテキストって、
「ここでは関係代名詞を学びます」
とかのタイトルが出ちゃった瞬間に、
この日文は関係代名詞を使う英文にするんだなってことがわかってしまうんですね。
なので、パッと開いて、ランダムにでてきた文を、
学んだことを思い出して訳すということをすると効果的です。
⑥忘れる時間を作る
これも面白いことですよね。
例えば、
英語を勉強して二日あけて復習するとか、
今日はリーディングして、明日は会話をして、
明後日はリスニングして…
というように複合的にアプローチをするとか、このような勉強法がいいらしいです。
僕の意見としては、あまり同時進行で色々なことに手を出すのがやらないほうがいいんじゃないかなと思っています。
ただ、日を変えて勉強するというのはいいと思います。
⑦英文の和訳は自分の言葉にする
これはすごくわかります。
例えばテキストにでてくる日本語訳ってたまにおかしい場合があるじゃないですか。
普段日本語を話すときにしないような言い回しになっていたり。
僕はそういう部分は自分で書き込んで、
自分だったらこういう言い回しにするなという訳に訂正していました。
例えば、
「私は今日英語を勉強するつもりです。」
という言い回しって普段しないと思います。そこで僕は、
「今日英語の勉強しようと思ってるんだ。」
という言い回しにして、自分なりに書いていましたね。
そうしていくと話すときに感覚で話せるようになるんですよね。
そこにアクセントが加わると、自分らしい英語になるというか、
その人のパーソナリティーがそのまま相手に伝わるようになります。
僕がネイティブの人と通じ合っている時にも、
僕の人間性が相手にそのまま伝わっているんじゃないかなと思いますね。
⑧インタラクション(相互作用)の重要性
インタラクションとは、相手がいて自分がいて、そこで行われる受け答えのことです。
例えば英語の先生がいたら、英語の先生に発音を聴いてもらうとか、
こういう言い方って合ってますか?って聞いてみたりとかして、
相手から評価してもらう感じですね。
こういう勉強法は効果的だし、勉強している人たち同士でコミニュケーションがあると1人で勉強するより効果が高いということです。
これには僕はまさに同意しかないんですよね。
僕が独学していた時は、自分でコミュニティーを作って、
見た海外ドラマに対して英語で感想を言ってみるとか、
勉強法ってどんな方法でやってる?って他人に聞いていたり、
そのように他人とコミュニケーションをとっていたので、
1人でやっている感じがしなかったんですよ。
なのでみんなと一緒に勉強しているという感じがありました。
これを自分のプログラムでまた実現したくて、今は30,40人くらいのコミュニティーでみんなで切磋琢磨して勉強とかをシェアしながら一緒にやっています。
⑨目的やゴールを俯瞰してみる「メタ認知的」戦略
ちょっと言葉の難しい項目ですが、
要は独学するにしても海外に留学するにしても、
その日に学ぶ教材のゴール、学習の目的、どこまで学ぶかという戦略…
これらを俯瞰して見る視点が大事ということです。
確かにそうだと思いました。
英語は闇雲に勉強しがちですが、
どうしてこの単語帳をやるのか、
どうして発音の勉強をするのか、
それらの目的がちゃんと理由付けできていないとやっている意味を失ってしまうという感じになります。
僕も、なぜ作文を勉強しなきゃいけないのか、そのあたりのことも僕が納得がいく中で学習を進めていったので、やりながら目標を達成できていったし、成長も実感できたというのがあります。
4. BIG FIVE 分析(性格別の学習戦略)について
これは僕は知らなかったんですが、
この分析は各個人それぞれの性格に向いた学習法がわかる分析だそうです。
ただこれは、自分の性格にあった勉強法がぴったりわかるということではなく、
効果が分かっている方法なら色々なやり方を試したほうがいいそうです。
この分析によって、正しい心理学の性格分析によって、学習に向いている性格、
そうでない性格というのが判明しているそうです。
このBIG FIVEとは、
ⅰ 知的好奇心の強さ
ⅱ 真面目さ
ⅲ 社交性、活動性の高さ
ⅳ 他人に優しいかどうか
ⅴ 不安や緊張の感じやすさ
これら5つのことをさしますが、
各項目の傾向によってその人に向いた学び方が変わるそうです。
これについてはDAIGOさんが作ったアプリで診断できます。
ただそれぞれに合った勉強法というのは本書に書かれてありますので、
そこが気になる方はぜひ本書を買ってご自分の目で確かめてほしいですね!
5. さいごに
科学的に正しい英語勉強法についてデビューさせていただきました。これを読んでみて、僕がしてきた勉強法って間違ってなかったんだなと思ってすごく安心しましたね。根拠に基づいて理論を展開しているので、やっぱりちょっと安心できたなという気持ちがあります。
ですのでみなさんも、なぜこれをやるのか、なぜこれが効果があるのかというのをちゃんと納得いく理由を見つけて、学習してほしいなと思います。
結構内容長い話になりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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